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神経痛の治療で、漢方薬をはじめ、いろいろな薬をのんでいる51歳の主婦。先日、実家に遊びに行ったとき、母親から「何をのんでいるの。今の漢方薬は昔と違って、煎じたりしないから便利ね」といわれました。今までとくに、顆粒状の薬を漢方薬だと意識することなくのみ続けていましたが、そういえば、漢方薬は煎じるものだと聞いたことがあります。今のんでいる漢方薬は、煎じるものと何が違っているのでしょうか。また、今のんでいる顆粒状の漢方薬は、どのようにして作られているのでしょうか。
エキス剤は、最先端の技術を用いた工場で作り出されます。
従来の漢方薬は、昔ながらの方法を用いて、各家庭で、生薬を煎じてのむものでした。しかし現在、医療機関で出されている漢方薬のほとんどは、高度な製剤技術を用いて作られた、煎じる必要のない、品質の安定したエキス剤(医療用漢方製剤)です。エキス剤は、最先端の技術を用いた、近代的な工場で作り出されます。
専門家が生薬を厳選し、品質を管理しています。
漢方薬は、原料が命です。原料の生薬によって製品の優劣は決まりますから、生薬を厳選することが最も大切です。そのためエキス剤では、専門家が一つ一つの生薬を厳選し、品質を管理しています。また、生薬は天然物であるため、変質しやすい欠点を持っていますが、エキス剤という形にしたことで、品質が安定しています。さらに、工場生産により、いつでもほぼ一定の品質の製品提供が可能になっています。
エキス剤は、患者さんの立場を考えて作られています。
患者さんの立場から考えますと、エキス剤は煎じる手間がかからず、匂いによる周囲への迷惑がなくなり、持ち運びが便利になり、手軽にのめるようになりました。加えて、煎じ方による個人差、すなわち、成分や濃度などのばらつきもなくなり、一定した効果が期待できるようになりました。
しかし、エキス剤は決められた処方にしたがって作られていますので、一つ一つの生薬の加減ができないこともあります。また、漢方薬の効果として重要な、香りの成分が少ないといわれることもありますが、香りの効果はごく少量でも十分にある、という報告もあります。
原料生薬の切裁から製品化まで、一貫生産されています。
高品質なエキス剤には、
1. 常に一定の品質で、一定の効果を発揮する製剤
2. 安定性の高い製剤
3. 服用しやすい製剤
の、三つの条件があげられます。そのために、原料生薬の栽培から製品化まで、一貫した生産工程のもとで作られています(次ページ図)。また、各工程で品質チェックなどが行われているのはもちろんのこと、出来上がった製品に対しても、さまざまな試験が行われ、生薬成分が規定どおりに入っているか、きびしくチェックされています。
いつでも、一定の品質のエキス剤の提供に努めています。
工場でエキス剤(医療用漢方製剤)が作られるまでの概略図
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原料の生薬を
吟味する
一定の大きさに
切る
生薬をはかり
混ぜる
煎じる
煎じた後の生薬の
残りを取り去る
↓
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←
←
一定量をはかり
包む
(パッケージ)
顆粒にする
霧状にして
乾燥させる
液を濃縮する
原料が天然物であるため、産地、年などによって、成分にバラツキが出てしまうことは、さけられないことです。そのため、高品質かつ均質な原料を確保し、品質を一定化するシステム作りが行われています。さらに、一定の条件で生産することで、最終的に少しでもバラツキを減らすように、日々努力が重ねられています。
常に、約二年分の原料在庫を確保しています。
原料生薬の多く(70〜80%)は、中国や韓国などから輸入しています。そして、これらの国との学術交流、協議、交渉の積み重ねと、永い経験から築かれた信頼関係から、品質の確保を最重点とした委託栽培などを行っています。また仮に、一時的に、天候などの影響で生薬を確保できなくなっても問題とならないように、在庫を常時約二年分確保することにより、安定供給にも心がけています。
さらに、日本国内でもこれらの生薬の生産ができるように努力し、実際に、生薬の栽培が増えています。
生薬の厳選に、十分な注意を払っています。
同じ名前の生薬でも、とれる場所によって、成分が違っているなど、似ていて非なる生薬もあります。そのため、生薬の買いつけから入荷まで、異物が混ざらないように、十分な注意を払いながら、原料生薬の確保にあたっています。
これからの漢方薬を目指して、開発・研究を進めています。
現在、植物系の原料生薬は中国などに委託栽培したり、国内で契約栽培していますが、原料生薬の中にはいずれは無くなっていくものもあります。たとえば、気分を安定させる作用を持つ竜骨(マンモスなどの骨の化石)はその一つで、同じような薬効作用を持つ、かわりの物質の探究が行われています。また、植物を試験管内で培養して作る研究、植物の種や遺伝子を保存するなどして、均質な植物を作るための開発も行われています。
このように、一方では、漢方薬が将来にわたって滅びない努力が、科学の力を動員して行われています。