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漢方薬をのみはじめてみて、いろいろと感じる症状や体の変化、どうしたらよいか迷ってしまうことなどを、先生にうかがいたいと思っています。
私がお聞きしたいことは些細なことかもしれませんので、先生の診療時間にお話ししてもよいのでしょうか。また、先生の前に座ると、お話ししたいことや聞きたいことを、うまく伝えられなかったり、聞きそびれてしまうのではないかと心配です。
大変お忙しい先生ですので、その場合はどのようにお話ししたらよいのでしょうか。 |
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あなたに合った薬を選び出すためにも、ぜひいろいろとお話し下さい。
医師が患者さん一人一人の体格や体質、症状などに合った漢方薬を選び出すためには、何よりもあなたの情報を把握していなくてはなりません。
そのためには、患者さんのどんな些細なことでも知っていなければ、適切な漢方薬を選び出すことができません。困っていること、治したい症状や病気、気になること、いままでにかかったことの
ある病気やアレルギー、食生活の好みなどを、遠慮なく詳しくお話ください。 |
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選び出した薬の効果を確認するためにも、飲み始めてからの様子をお話し下さい。
漢方薬はいくつもの成分を含んだ薬ですから、一つの症状だけでなく、いくつかの症状を治したいときには、非常に有効です。
症状によっては、早めによくなっていくものと、なかなか頑固で治りづらいものがあります。
医師は常に、それぞれの症状に対して薬がどのように効いているのかを確認し、さらに今の状態に適切な薬かどうかなどを考えながら診察していますので、どんな些細な変化でも丁寧に話してください。 |
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薬の安全性を確認するためにも、きちんとのんでいるかなどをお話しください。
漢方薬といえども薬です。生薬(天然物)でも強く作用することがありますので、それだけに、医師や薬剤師は常に、あなたの体に起こった変化を知りたいと思っています。
医師や薬剤師の指示どおりに薬をきちんと正しくのんでいるかどうか、味や香りなどが苦手で飲みづらいことはないか、などについてもお伝え下さい。 |
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話したいことを忘れることがありますから、ぜひとも、自分の記録をとりましょう。
患者さんのどんな些細なことでも、医師や薬剤師は知りたいと思っています。ですから、次の受診日までの間に気になったことなどを忘れないためにも、ぜひとも、記録を残しましょう。
また、医師の前では緊張したり、遠慮してしまうことなどもあるでしょうから、あなたの病気の気になること、聞いておきたいことなどを、きちんと記録として残しておいて、受診日にそれを持ちながらお話ください。
医師はその記録を見ることで、あなたのお話ししたいことを理解し、治療経過などを具体的に知ることができます。 |
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記録は、あなた自身の言葉で書いてください。
たとえば、頭が痛い場合でも、ズキズキ痛い、片側だけがわれるように痛い、重苦しいなど、いろいろな状態があるように、表現もたくさんあります。このような症状や体の微妙な変化は話しながら説明することはできても、なかなか書きづらいと思いますが、あなたが感じた言葉で表現して書いてください。その記録が医師にとっては、大変参考となる適切な判断材料になります。 |
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記録をとることで、自分の健康を守ることができます。
記録をとることを習慣化する事により、自分の症状や体がどのように変わってきたか、また薬をどのように使ってきたかなどが、よくわかるようになります。すなわち、自分の健康や薬の効果などに対して注意深くなり、自分の健康は自分で守るという準備ができたことになります。自分のために、自分自身を毎日見つめる習慣をつけましょう。 |
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下記に見本を示してあります。毎日書く必要はありませんが、気づいたことがあれば忘れずに記入して、毎回、受診の際に持参して先生にお話ししましょう。 |
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